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僕が依存しているのはスマホじゃなくてあなただから
スマホが手放せないのはあなたの返信をすぐ確認したいからで、スマホを手放したらあなたのことしか考えられなくなるから
僕はきっとあなたが手を握って欲しい時に手を握ってあげられる人間になれていない
それ以前にあなたが手を握って欲しいのは僕じゃないんだろう
多分僕もあなたもお互い以外でも幸せになれるんだろうな
でも僕はあなた以外で幸せになりたくないな
もうあなた以外の誰かに恋したくない
だってさ、僕が褒められるようなところ自分にはないから努力するねって言ったら
あなたはしなくてもじゅうぶんだよって無機質な声で言うんだよ
僕が言わせたみたいですごく惨めだったけどそれでも嬉しくて心が渦巻いちゃったんだよ
僕が頼りたいのはあなただけなのに嫌われたくなくてどうしても頼れない
頼れないから生きることの怖さは肥大していく
それを和らげるために会ってる時はあなたにずっとくっついてしまう
だから僕は会う度にあなたの安心感が憎くなる
あなたと会った帰り道はいつも失恋した気分になって泣きそうになって死にたくなる
きっとあなたは僕と別れる時も泣かないし死にたくもならないんだろうな
僕のこの感情なんて僕の恋人である限りあなたには理解出来ないんだろうな
でもそこがいいのかな
理解されないから好きなのかもしれないな
理解されても苦しいからね
あなたに苦しみを与えたことでまたきっと死にたくなるもんね