僕は諦めてしまったのだろうか あの時悔しい気持ちも悲しい気持ちも全て文章に乗せてきたはずだ だから僕は生きてこられた 文字に生かされてきた なのにもう悔しいとも悲しいとも感じられない 文章を書こうという気持ちになれない 怖くて無理やり文章の方に…

姉が大学を卒業した。 母は卒業式に行きたかったみたいだけど、コロナ対策で会場には入れないということと、東京までの交通費が高いということで卒業式には行かなかった。 そんな中、家族のグループLINEに姉が卒業式で撮った写真と共に家族への感謝のLINEを…

この文章は自分の感情の整理のためである ただ、それと同時に無から有を生み出すためのトレーニングでもある 僕の文章にフィクションはほぼないけど、書いている内に自分の中に今まで無かったものが湧き出てくることがある これは自分の体験によって獲得した…

短い文章で満足している自分が嫌になってきた 断片的な思考を書き留めて僕の文章はただのメモになり下がっている バラバラな思考を統合し、それを詳細にまとめることで自分というものを表現出来る それなのに僕は異なる思考を異なるものとして割り切ってしま…

思考

文章や映画に代弁を求めてる。 僕を含め現代の人々はもどかしい感情や形容し難い絶望や喜び、苦しみに日々直面している。それを言語化、可視化出来ないことに苦しみが胸につっかえる。それを形にされることを望んで僕は作品に向かっているのだと思う。 僕の…

「きっと君がドン引きするくらい僕は君のことを考えてしまっているよ。」 「ドン引きなんてしないよ。私もおんなじだから。」 一昨日の夜、彼女はきっと寂しかった。だから僕への愛を伝えてくれた。 ただ、それは一時的な感情の上昇による誇張表現に過ぎない…

僕が依存しているのはスマホじゃなくてあなただから スマホが手放せないのはあなたの返信をすぐ確認したいからで、スマホを手放したらあなたのことしか考えられなくなるから 僕はきっとあなたが手を握って欲しい時に手を握ってあげられる人間になれていない …

あの子のステメからいつの間にか「幸」という文字が消えていた それはかなり前のことで、それが消えたことのショックを僕はまだ受け続けている 僕は恋人らしいことをちゃんとしてあげられなくて、悲しい思いをさせている 自分で悲しんでもらえてると思い込む…

少数派

自分はマイノリティに関する話とか生きづらさを感じる場面に関心を抱く傾向がある それは好奇心という(ここにおいては)モラルが欠如した感情のせいであろう マジョリティであるということに対して嫌悪感を抱いてしまうという傲慢さ 多様な人を理解したいと…

可哀想

可哀想という言葉を聞く度違和感を感じる 親がテレビを見ていて可哀想という言葉を使うことがある それを聞いて悪気がないことも本気でそう思っていることも分かるけどやめて欲しいと思ってしまう 可哀想という言葉をかけられて救われることなんて無いと思う…

大人

大人になったら夢なんかなくなるって言うのは小さい頃はみんな自分の好きなことに興味が無くなって仕事ばっかになるのかなって思ってた でも僕は大人に近付けば近付くほど好きな物が増えていってしたいことも沢山できた じゃあ夢がいっぱい出来たのかって言…

偽同

存在意義を求めて日々生きている アイデンティティを確立出来れば自分の生きる意味が得られると思った でも、もし見いだせたとしても僕だけのアイデンティティになり得ることは無いということに気づいた それは誰かにとってもアイデンティティになり得る 自…

愚愛

たった1人に読んで欲しい文章をどうしてもその人に見せることが出来ないので可視化して気持ちを整理したいと思います。 弱い人間であることを中途半端に隠してしまっていることを申し訳なく思っています。 でも、これから曝け出せるとも思えず、八方塞がりな…

背反

相反する考えが浮かぶことが多くそれは一方はとてつもなく嬉しいことで他方では死んでしまうほど辛いことだ。 これはあくまで一部に過ぎないが、僕は愛する人の姿を見ると彼女に惹かれ幸せに包まれる。しかし他方ではその美しさと儚さによって心は蝕まれ、死…

実感がない。恐らくそういうものなのであろう。実感を持てる人間など本当は居ないのだろう。ただ盲信できる心の強い人間にのみ与えられた権利なのだ。しかしそれは実感と言うには余りに形が無さすぎる。僕には虚像に見えて仕方がない。 僕は心が弱くただ考え…

悲憤

恋人が泣いた。今日、大切な人が恋人の前から消えたそうだ。僕は複雑な気持ちと自己中心的な思考に押し潰されそうになる。なんて器の小さい人間なのだろう。 恋人はオンラインゲームにハマっている。彼女にはゲームの中にも沢山の友達がいて様々な人に盛大な…

正体

何不自由なく生活しているはずの僕がこんな事になってしまった原因はなんだろう。僕は親の愛も周囲の人間の優しさも感じることが出来て幸せに育てられた。何の変哲もない1日、僕にとっても誰にとっても(その日が特別な日である人は大勢いるだろうが)平凡な…

自分と出会ったことですこしでもその人の人生が豊かになったなんてことあるのだろうか 自分は沢山の人に人生を豊かにしてもらってなんとか生きながらえてる 自分と出会って良かったって思ってくれる人が少しでもいたら僕にも存在意義が生まれるのかなとか 僕…

散乱

想いが強くなっていくからこそ反動が来る 自分が嫌いで誰かにずっと愛してもらう自信が無い 依存してしまってすぐ不安にもなって孤独にも耐えられなくなる ベランダに出る ベランダから見えるものといえば真っ暗な田んぼとたった一つぽつんと光る街灯 自分は…

孤独恐怖症

死んだ時に涙を流してしまう知り合いは複数居るだろうけど自分が死んだ時涙を流して欲しい人なんて1人しか居ない その人に泣いて貰えないだろうなって思うのがしんどすぎてまた映画に逃げ込む 暑さの中なんとも言えない気持ち悪さに見舞われ胸がムカムカする…

逃避

久々の憂鬱 孤独と不安が途切れることは無いが以前憂鬱に陥ったのはすごく前のことのような気がする ガンガンなる頭痛、寒気と共に出る汗 深く考える 誰も気にしないこと 頭を覗かれたら避ける友達は何人だろう 寝不足の倦怠感と憂鬱の頭痛を風邪だと言い聞…